≪書籍データ≫
著者:
由貴 香織里
発売日:2006/07/19
定価:¥ 650
ASIN:4592187644
収録話はScent1~3の3話。
・Scent1
香水のマスキング効果にもとづいたストーリー。
・Scent2
香水そのものが人を殺す・・・かもしれないというもの。
・Scent3
人の記憶はそのときの風景や言葉だけでなく、香りも記憶している・・・らしい。
1話読みきりタイプのコミックなのでどこから読んでも
由貴香織里氏の作品は、絵の綺麗さと、ストーリーのリアリティとアンチリアリティのバランスが良いなぁと思います。
私の一番好きなシーンはScent2のラスト。
香水かぶれをおこしてしまったアナリスに奏があげたペンダント。
それを奏につけてもらったアナリスがくるっと振り返るシーン。
それは どんな創香からも
生まれない 魅惑的な
魔法の香り――
このシーンが好きです。
女の子ってこういう瞬間があることってあるよね。
まだまだ小さいって思ってたのがいつの間にかオンナになってる、みたいな?
私には無縁でしたが、親戚の女の子を見ててそう思ったことがあります。
娘をもつ、世の中のおとーさんはこんな気分を味わってるのかな(笑
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